福井で不妊治療するブログ

2018年治療開始/アラサー

【2019年度版】福井県民がもらえる一般不妊治療助成金まとめ

福井県在住で、不妊検査・一般不妊治療費(ホルモン療法・人工授精等)を受けている方がもらえる助成金をまとめてみました。

県民であれば、最大5万円の治療費が戻ってくる県の助成に加え、お住まいの市町村によって更に助成が受けられる場合があります。

福井県の助成※こちらが優先
最大5万円

市町村の助成(一部地域のみ)
市町村による


福井県の一般不妊治療助成の金額と支給条件

県と市町村、両方の対象になっている方も、多くの場合は県の助成が優先になるようです。
県の助成でまかなえなかった費用に関して、市町村から助成が出るイメージです。
まずは県の助成について見てみましょう。

福井県

助成金の有無
金額 該当治療費の半額
上限5万円/一度のみ
対象となる治療 不妊検査・一般不妊治療費
(保険適用の有無は問わない)
対象者 ・検査開始時に法律上の婚姻をしている婚姻後3年以内の夫婦
・検査開始時の妻の年齢が40歳未満
・検査開始日が平成30年1月1日以降で、夫婦のいずれか早い方の検査開始日から3か月以内にもう一方が検査を開始していること
・申請日において夫または妻のいずれか一方もしくは両方が福井県内に3か月以上住所を有すること
HP こちら

福井県内 市町村の助成金額と支給条件

2019年度、福井県では18のうち7つの市町村に独自の一般不妊治療助成制度があります
例えば、検査・治療費で10万円使った方の場合、県助成分を引いた5万円の自己負担分から条件内で助成してもらえます。

※各自治体の2019年10月時点のHPより作成。参考ページは表中に記載。 全地域に不妊治療に関するページがあり、一般不妊治療の助成の有無について記載がない場合助成金無しと判断しています。 最新の情報は担当窓口に確認することをおすすめします。

●市町村の頭文字を選択すると、該当箇所へ移動します。
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あわら市

助成金の有無 ×(福井県の助成金のみ)
HP こちら

池田町

助成金の有無 ×(福井県の助成金のみ)
HP こちら

越前市

助成金の有無 ×(福井県の助成金のみ)
HP こちら

越前町

助成金の有無 ×(福井県の助成金のみ)
HP こちら

大飯郡おおい町

助成金の有無
金額 該当治療費(県助成分を除く)の全額
上限30万円/年
対象となる治療 国内医療機関での検査費及び診療費(保険適用外のみ)
対象者 不妊治療以外の治療法によっては妊娠の見込みがないか、又は極めて少ないと医師に診断された方
助成金の交付申請をした日において、法律上の婚姻をしている夫婦であり、夫婦のいずれかがおおい町に1年以上住所のある方
・各医療保険に加入している方
・町税を完納している方
HP こちら

大飯郡高浜町

助成金の有無
金額 該当治療費(県助成分を除く)の全額
上限30万円/年
対象となる治療 人工授精の国内医療機関での検査費及び診察費(保険適用外のみ)
対象者 不妊治療以外の治療法によって妊娠のみこみがないか、または極めて少ないと医師に判断された方
助成金の交付申請をした日において、法律上の婚姻をしている夫婦であり、高浜町に1年以上住所のある方
・各医療保険に加入している方
・町税を完納している方
・治療開始時の妻の年齢が43歳未満の方
HP こちら

大野市

助成金の有無
金額 該当治療費(県助成分を除く)の半額
上限30万円/年
対象となる治療 指定医療機関または県内の医療機関で受けた人工授精治療
対象者 ・法律上婚姻している夫婦であること
・夫もしくは妻のいずれか一方または両方が大野市に住所を有すること
・市税を完納している人
医療保険に加入している人
HP こちら

小浜市

助成金の有無
金額 該当治療費(県助成分を除く)の全額
上限30万円/年
対象となる治療 人工授精を含む一般不妊治療(保険適用外のみ)
対象者 ・戸籍上婚姻の届けをした夫婦で、どちらかが小浜市に1年以上住所を有すること(申請日および手続きの間(約1か月)小浜市に住所を有すること)
・各医療保険に加入していること
・市税を完納していること
・治療開始時における妻の年齢が43歳未満であること(治療開始とは、申請する治療期間の初日をいう)     
HP こちら

勝山市

助成金の有無
金額 該当治療費(県助成分を除く)の全額
上限10万/回 年5回まで
対象となる治療 指定医療機関または県内の医療機関で受けた人工授精治療療及び妊娠判定検査
対象者 ・戸籍法による夫婦で勝山市に1年以上住所を有する方
・各医療保険に加入している方
・市税を完納している方 
HP こちら

坂井市

助成金の有無 ×(福井県の助成金のみ)
HP こちら

鯖江

助成金の有無 ×(福井県の助成金のみ)
HP こちら

敦賀市

助成金の有無 ×(福井県の助成金のみ)
HP こちら

南条郡南越前町

助成金の有無 ×(福井県の助成金のみ)
HP こちら

丹生郡越前町

助成金の有無 ×(福井県の助成金のみ)
HP こちら

福井市

助成金の有無 ×(福井県の助成金のみ)
HP こちら

三方上中郡若狭町

助成金の有無
金額 該当治療費(県助成分を除く)の半額
上限30万円/年
対象となる治療 指定医療機関または県内の医療機関で受けた人工授精の検査費や治療費(保険適用外のみ)
対象者 助成金の交付申請をした日において、法律上の婚姻をしている夫婦のいずれかが、若狭町に1年以上住民登録されている方
国民健康保険法や健康保険法、その他の法律の規定による被保険者及びその被扶養者
・当該助成に係る治療開始日における妻の年齢が 43 歳未満の方
・町税を完納している方
・県の指定医療機関不妊症に関する治療を行っている方(人工授精については県内の医療機関での治療も認める)
・夫妻の所得の合計額が 730 万円未満である方 
HP こちら

三方郡美浜町

助成金の有無 ×(福井県の助成金のみ)
HP こちら

吉田郡永平寺町

助成金の有無 ×(福井県の助成金のみ)
HP こちら


福井の一般不妊治療助成制度について、理解いただけたでしょうか。
一般不妊治療は2019年現在、国からの助成はなく、独自で制度を設けている都道府県も半数程度。全国的に見れば、助成を受けられる人はまだまだ多くはない状況です。
その中で福井では、県の助成が2018年度から市町村では更にその前から制度があったようです。
県民の私たちはしっかり知識を得て、活用していきたいですね。

それでは、また(^^)